DroidKaigi 2018でリジェクトされたネタ
DroidKaigi 2018で、「開発者が知っておきたい通知の歴史」というセッションが採択されました。通知のAPIや仕様の変遷を辿り、後方互換姓を考慮した実装をするにはどんな風に書けば良いのかを紹介するセッションです。特に最近Android開発を初めて昔の通知を知らない人に是非聞いてもらいたいと思っています。
一方で、他に応募していた3本のセッションがリジェクトされたので、どんな内容を話すつもりだったかを備忘録的に残しておきます。今後shibuya.apkなど他の勉強会で機会があればショートバージョンにして話すかもです。
データバインディングをもっと使いこなそう
データバインディングの初心者や基本的な使い方しか知らない人向けに、実践的な使い方を紹介する予定でした。具体的には、以下の様な内容をカバーします。
- BindingAdapter & InverseBindingAdapter
- ObservableList と RecyclerView
- アニメーション関連。特にOnRebindCallback
- MVVMパターン with data binding
過去発表した以下のセッションの内容+αなイメージでした。気になる方はこちらのスライドも見てください。
speakerdeck.com speakerdeck.com
Androidアプリ開発をラクにするCI/CD
今の会社で実戦投入しているCI/CDの事例や小技を紹介するセッションの予定でした。CircleCI Meetupで発表したこのスライドをベースにするつもりでした。
デバイスファームのセッションを除くと、CI/CD系のセッションは今回一件も採択されていなかったので需要がなかったのかも?一昔前に比べると情報が見つけやすい気はしますね。
Robolectricで単体テストを書けるようにするには
Robolectricそのもののセッションではなく、Robolectricでテストを書きやすい状態にするための設計のセッションの予定でした。DIの導入やMVWパターン、staticメソッドの潰し方やテストしづらい外部SDK(Facebook SDKなど)のラッパーを書く、などの話をする予定でした。改めて応募を見返すと内容が薄そうに見えたので、どこかの勉強会でLTで話せばちょうどいい分量のような気がしました。
総括
結果1勝3敗ということで、DroidKaigi全体の採択率通りの結果でした。来年はもうちょい数を絞って練った応募を出せるようにしたいです。